県内から12名のご参加をいただき、伸し餅作り→お飾り作り→門松作りの順序で体験を行いました。
伸し餅に使用するお餅は、餅つき機で搗きました。
初めて見る餅つき機に、Hさんのお孫さんは興味津々です。
搗きあがった伸し餅はビニール袋に入れ、手で均等に伸ばしました。
空気が入った場合は、楊枝で空気抜きの穴を開けました。
お飾り作りや門松作りに使用する藁は、芯の部分を使用するため、藁すきを行いました。
Hさんのお孫さんも、初めての藁すきを真剣な眼差しで見つめています。
左端にある藁は、すき終わった藁です。
地元の方の丁寧なご指導をいただき、藁を組み上げお飾りを作りました。
完成したお飾りです。
慣れない手付きで懸命に作り上げ、立派なお飾りになっています。
昼食のお餅は、参加者の皆さんに搗いていただきました。
お餅に粘りがでるまで、米をこねます。
始めは、Hさんのお孫さんと3人で搗きました。
皆さん、初めての経験です。
仕上げは、経験者に行っていただきました。
搗きたてのお餅は、からみ餅・きな粉餅、そしてお雑煮でいただきました。
また、やまびこの皆さんが、きんぴら牛蒡や煮物を作ってくださいました。
搗きたてのお餅は絶品でしたので、つい食べ過ぎました。
門松に使用する竹を、高速カッターで鋭角に切っています。
門松に使用する缶の取っ手を外しました。
缶の上部と下部の太さが異なるため、下部に段ボールを巻き、太さを均一にします。
太さが均一になった缶に藁を均等に巻き、藁縄で締めますが、藁縄をきつく締めるのに苦労します。
藁は、奇数回巻きです。
藁縄を巻き終わった後は、缶の上部に合わせ、藁を巻きながら編んでいきます。
この編み方がなかなか難しく、皆さん悪戦苦闘されていました。
編みあがった藁の形を整えるため、余計な部分を切り落とします。
出来上がった土台です。
この中に土を入れ、松と竹で仕上げます。
皆さんお持ち帰り易い様に、松と竹は別にお持ち帰りいただきました。
ご家庭で立派な門松が完成したことと推測しております。
地元の方に、完成品を作っていただきました。
この門松と遜色なく出来上がりましたでしょうか?
門松完成後、参加者の皆さんが自主的に掃除をしてくださいました。
今回、ご参加いただきましたKさんは、来年3月26日に大多喜町で結婚式を挙げられるそうです。
参加者の皆さんから暖かい祝福を受けていました。
Kさんお幸せに・・・、また、おいでください。
今年も数多くの方々との出会いの中で、お力をお借りし、1年間事故もなく終えることができ、心より感謝申し上げます。
設立以来4年になります、未熟で不手際な点が多々あり、ご迷惑をおかけいたしましたが、引き続きご支援くださいます様、お願い申し上げます。
平成27年も残り少なくなりました。お体をご自愛くださり、来る年が皆様にとりましてよき年でありますように・・・
来年、また素敵な出会いをお待ち申し上げております。
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