のし餅・お飾り作りに県内外から12名のご参加をいただきました。
今回、お飾り(輪飾り・下げ飾り・ミニ門松)作りに挑戦をしていただきました。
ミニ門松作りの為、空き缶を藁で巻きます。
均等に藁を巻いたら、仮締めをします。
仮止め後、上の締めを3回、下の締めを5回巻きます。
(正規の門松つくりは、上から3回・5回・7回巻くそうです。)
縄の結び方は、垣根結を行いますが、これがなかなか難しく、覚えた思ったらすぐ忘れてしまいます(私だけですが・・・)。
上段の3回結びには、縄で梅花ビラを作り、松・竹・梅とします。
缶に合わせ、俵締め化粧をします。
形が崩れないよう缶を固定し、固く締めます。
基礎締めの完成は、このような形です。
終わった方は、お隣の方のお手伝いをしていただいていました。
門松に使用する竹は、切り口の角度を揃えるため、電動カッターを使用しました。
切った竹が前に飛ぶこともあり、注意が必要です。
土台の缶へ砂をつめ、竹を砂で固定し、周りに松をつめ、完成です。
このとき、竹の切り口が直線になるようにします。
悪戦苦闘して作りました完成写真です。
皆さん初めてとは思えない出来ばえです。出来ばえ
お飾りつくりの間に、お餅がふきあがりました。
このお餅は、昼食用です。
蒸しあがったお米を臼に入れ、杵で粘りが出るまでまんべんなくこねます。
お餅に粘りが出ましたら、いよいよお餅つきです。
女性陣が活躍されました。
つきあがったお餅はきな粉・あんこと野菜汁の3種類で、おいしくいただきました。
輪飾り・12連飾りに使用する藁をスグリ(余計な殻を除き、藁を整える)と加工し易くするため、藁を木づちでたたき、柔らかくします。
たたきが不十分であると、藁がゴワゴワし、縄を作るのに苦労します。
輪飾りに使用する縄を手で編んでゆきます。
お飾りに使う藁は、左縄だそうです。
初めての縄作りのうえ、左縄で苦労をしました。
しばらく練習し、縄をなえるようになりました。
3連の輪飾りにするため、途中3箇所に3本ずつ藁を足してゆきます。
12連飾りに使用する藁を、一定の大きさに整えます。
輪飾りの完成です。
12連飾りの完成です。
ミニ門松・輪飾り・
12連飾りの完成をまとめました。
このイベントを楽しみにして参加申し込みをされた、M家族の皆さん体調は回復され
ましたでしょうか?
このように、お飾り作りは非常に苦しみながら、地元の皆さんのご指導や参加者の
皆さんのご協力により無事完成をいたしました。
ご自分で作られた出来栄えはいかがでしょうか?
また、寒さで体調を崩されましたTさん、お加減はいかがでしょうか?
今年も、多くの方々に支えられまして、無事1年間を終えることができますこと、あ
りがとうございます。
来年も、今年以上にご指導をいただく事と思いますが、引き続きよろしくお願いいた
します。
ご自愛をいただき、良いお年をお迎えください。
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