3月27日 平成25年3月に廃校になりました旧老川小学校で、加瀬夫妻の里山結婚式を行いました。
老川地区から、小倉開発協議会長・大沼区長会長・鈴木山ユリの会会長、一般参列者9名、加瀬夫妻のご親族や友人52名の皆さんがお祝いしてくださいました。
老川地区で行っていた昔ながらの結婚式と大多喜らしさコンセプトに地元の皆さんが手作りで結婚式です。
食材は、古老にお聞きしながら「やまびこ」の皆さんが、祝い膳を復活させて下さいました。
盛り付ける器は、竹で作っていただきました。
列席者の皆さんの前にある小さい器に甘酒を注ぎ、乾杯をいたしました。
麹はもちろん、やまびこの手作りで、程よい甘さでした。
大きな器で、ハマグリのお吸い物を召し上がっていただきました。
ほんのり、竹の香りがいたしました。
料理の御代わりは、バイキング形式です。
手前のお豆腐も、やまびこの手づくり豆腐です。
その奥はマグロの煮付けです。
古老に祝い膳の助言をいただきながら、何度も何度も試作をしていただきました。
高砂の席には、鯛と新婦お手製の野菜カービングが華やかさを演出していました。
新郎新婦の引き回しの大役をお願いした、根本彩名さんの足軽姿です。
あどけなさが残る、とてもかわいい中学1年生です。
甲冑の着付けは、博美洞(手作り甲冑)の君塚夫妻にお願いいたしました。
この鎧は、段ボールで作られています。
君塚夫妻は、大多喜町への恩返しのため、ボランティアとして、手作り甲冑を教えています。
入場は、大倉流鼓動研究会講師、中垣様の高砂の謡と大鼓での入場です。
会場の空気が張りつめました。
新郎新婦の入場です。
新郎は甲冑姿、新婦は打掛、先頭の引き回しは新郎に合わせた足軽のいでたちです。
乾杯の御発声は、老川地区の小倉開発協議会長にお願いいたしました。
お色直し後の入場は、かって各家庭で結婚式を行っていた頃の、藁で作った祝い船の先導で2人の門出を祝いました。
高砂の席に着いた新郎新婦に、宝船の引き紐を二人の手首に巻き付け、祝福をいたしました。
ケーキ入刀に代え、お餅つきを行いました。
つきたてのお餅は、からみ餅ときな粉餅にして、参列者の皆さんに、新郎新婦の気持ちと共に味わっていただきました。
地元に伝わる七福神踊りで、西畑地区有志の皆さんがお祝いに駆けつけてくださいました。
みんなで祝おう里山結婚式は、地域の方々と一般参列者や新郎新婦の関係者すべての
方々で、新郎新婦並びにこの地域の門出を祝うことを目的にしました。
華美な結婚式ではなく、地域の方々が手探りで手作りの結婚式を発信し、対外的に評
価を得たいと考えていますので、忌憚のないご意見をお聞かせください。
また、このような結婚式をお望みの方は、お問い合わせください。
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