昨年に引き続き、戸出川を掃除するため、倒木伐採を行いました。
倒木箇所に向かう途中、沢蟹が出迎えてくれました。
この戸出川には3箇所の隧道が有り、ここは2箇所目の隧道です。
上流に見える構造物は、戸出川を堰き止め、水田に水を供給するための堰です。
杉林は、以前は水田でしたが、昭和40年頃の減反政策により植林されました。
この箇所は、太い倒木が横たわり、昨年は手を付けられませんでしたので倒木を細かく切りました。
山からの倒木は、河川区域の部分を切り分けました。
河川区域に落ちた倒木は、細かく切り分けました。
明日は、この箇所を中心に参加者の力をお借りし、河道を確保したいと思います。
県内外からの24名の掃除士隊の皆さんに戸出川の概要(L=1500m、江戸時代水田確保のため川廻し(河川改修)を行ったこと等)の説明後、自己紹介をお願いし、約1km先の倒木箇所へ向かいました。
目的地に向かう途中、昨日に引き続き、沢蟹やコクワガタの出迎えです。
途中には、戸出川ならではのスポットが有ります。
作業箇所へ向かう途中での倒木除去作業です。
作業箇所へ到着後、早速、倒木の除去を行いました。
皆さん、慣れない作業ですが、懸命に倒木の除去を行ってくださいました。
河床内に埋まっていた流木を、つまづかない様に除去をしていただきました。
この様に思いやりを込めて川の掃除を行っていただきました。
昨年は全く手に負えない箇所でしたが2年間にわたる川掃除士隊の皆さんのご努力で、上流までの河道が確保されました。
早速、確保されました河道を渡り、上流まで川歩きを行いました。
作業箇所の上流にある2か所目の隧道で記念撮影を行いました。
この隧道は、長年の風雨にさらされ、今にも崩落寸前ですが、木々の根の力を借りながら頑張っている様に見えます。
最後の隧道前で記念撮影です。
この隧道まで約1.2kmです。
ここからは林道と接道しています。
3年ぶりの戸出川踏破です。
帰路は、皆さんどのような思いでこの川下りをされたでしょうか?
最下流部の隧道です。
この隧道の勾配を利用し、こんな楽しみ方を見つけました。
IさんやYさんは、お子様と一緒に川遊びを楽しんでいました。
昼食は、やまびこの皆さんが工夫を凝らしたメニューで、素麺をカレーのたれでいただきました。
以外に素麺とカレーがマッチしていました。
かき氷は、氷が、きめ細かくサクサクしていました。
前述しましたが、参加者の皆さんのおかげで、2年がかりで戸出川整備を行い、河道を確保することができました。
参加者の感想の中に、ガラスやゴルフボールがあり思いのほか汚れていたとのご意見がありました。
河道確保に主眼を置いたため、基本的な事を置き去りにしてしまった感は否めません。
今回、皆さんから地道な活動がいかに大切か教えていただきました。
また、戸出川の遊び方や生き物鑑賞等を通じ、ここを訪れる皆さんが地域の魅力発信の一助になれば幸いです。
不手際が多々あったと思いますが、皆さんと貴重なひとときを過ごせましたこと感謝申し上げます。
ありがとうございました。
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